消防設備について
ビルには消防設備の設置が義務づけられています。縦に長く作られることが多いビルでは、災害が起こった際にはエレベーターが使用できなかったり、避難経路が混雑したりすることが予想されます、ひとたび火災が起こると大惨事になりかねませんから、消防設備は必須のものと言えます。
消火器にも設備の構成要素もさまざまですが、火災発生を知らせる警報設備、スプリンクラーなどの消火設備、避難はしごや救助袋といった非難のための設備や、誘導灯なども含まれます。
自動火災報知設備
火災による熱や煙を早期に自動的に感知して、火災の発生を建物内にいる人に警報ベルなどで知らせる装置です。受信機・発信機・中継器・表示灯・地区音響装置・感知器から構成されています。
火災通報装置
火災が発生した際に、消防機関へ通報・通話することが出来る装置です。
誘導灯
火災などが起こった際、避難経路を示す重要な装置です。近年の誘導灯は小型化し、省エネになっています。